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4-1 婦人防災クラブとしての一般的活動内容



5,防火・防災施設などの視察研修
消火器や火災報知機などの防火・防災設備機器の工場、原子力発電所の防火設備などの視察を行うこともよいでしょう。特に、他市町村婦人防火クラブの訓練状況の視察や防災館などにおける防災体験などは有益です。親睦旅行の一環としてこれらの施設などの視察研修が取り入れられているところもあります。

6,消防機関の行事などへの参加
出初式や春・秋の火災予防運動に積極的に参加して、防火啓発のために力を尽くします。消防署が行う査察活動を補助する婦人防火クラブも多くあります。

7,災害に備えた情報収集活動
非常時にあわてず落ち着いて活動するためには、平常時にあらかじめ必要な情報やデータを収集しておくことが求められます。特に、高齢者などの災害弱者家庭の状況把握、潜在危険箇所の調査、安全な避難路の把握などを行って、それらの情報をクラブ員が共有しておくことが大事です。


4 災害に際しての実践活動

1,消防団などの後方支援
災害が発生した場合、基本的には、第一線で活動する消防職団員の後方支援に徹することになります。特に、消防団員のための炊き出しを中心としつつ、必要に応じて現場での清掃や連絡調整などの役目を担うなどの活動を行います。

2,消火活動
通常は水バケツや消火器による初期消火を行うのが限界ですが、軽可搬動力ポンプを使用して消火活動を行う婦人防火クラブもあります。
消化活動